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2016年08月01日

留学生活を終えるにあたって


4月に中国福建省漳州市の閩南師範大学から来ていた3人の交換留学生が、今月末に留学期間を終えて帰国します。
どんな留学生活だったのか、それぞれ感想を書いていただきました。

写真左から鄭さん、姜さん、林さん

姜 豊(きょう ほう)

 私は留学生として日本へ来たのは、今回で2回目ですが、今回の留学生活ではまたあらたな体験をしました。まず、奈良はとてもすばらしいまちだと思いました。環境はもちろん、伝統文化や、人の心と心を結ぶにぎやかな祭は私にとって忘れられない思い出となると思います。このようにいい印象を人の心に残させるのは奈良のすばらしいところだと思います。
 しかし、ここで一番忘れられないのは奈良の人々です。アルバイト先の店員さん、いつでもやさしくて、私たちにいろいろ教えてくださって、お菓子屋さんのおばあちゃんもいつも笑顔で美味しいお菓子を紹介してくださいました。学校の先生たち、俵本谷先生、中村先生、島村先生、原先生・・・・私たちにやさしくいろいろなことを教えてくださいました。いつもお世話になった私たちは本当に先生たちに感謝しております。特に俵本谷先生はいつも私たちの質問に熱心に答えてくださって、細かいところまで私たちの面倒を見てくださるやさしい先生です。中村先生も私たちをつれて、お香の会へ行って、私たちにすばらしい体験をさせてくださいました。島村先生も授業でいつもやさしく教えてくださって、とてもいい先生です。あと、クラスの友達も勉強の面とか、生活の面とかいつも教えてくださって、一緒に笑ったり、授業を受けたりするのはとてもありがたいことでした。奈良の人々は本当にいい人ばかりです。もし、機会があったら、必ず感謝の気持ちを持って奈良の人々と再会したいと思います。
 ここでの授業では中国ではとても学ばれないいろいろなことを教わりました。人にとって知識はとても重要だと思います。中国では日本の文化と言語ばかりを教わります。しかし、日本では知識を得るだけでなく、生の日本文化を体験することができました。学校生活やアルバイトから、奈良の祭、日本のお香の会まで、日常から伝統文化まで、すべて生で体験しました。これは中国ではとても体験できないと思います。知識だけでなく日本での生活体験は最も貴重なありがたいことでした。
 これからも日本と中国の友好交流のために、どんどん頑張りたいと思います。こんないい体験をもっと中国人に紹介したいです。日本のすばらしさや日本人のやさしさも私のふるさとへ伝えたいと思います。ここで教わった食の文化も中国で実践したいと思います。
私たちの留学生活ももうすぐ終ります。とても残念ですが、ここの先生と友達に出会えたのは本当にありがたいです。先生たちと友達にありがとうございます!!と最後に伝えたいと思います。いつか、きっともう一度会いましょう!!

鄭 若珊(てい じゃくさん)

時のたつのは本当に速いと思います。あっという間に前期の授業が終わりました。とても楽しい日々でした。コミュニケーション演習から色の配色知識、栄養学、調理実習までいろいろ面白い知識を学びました。授業のやり方と内容は中国のとはすこし違いがあります。佐保短大の生活未来科はビジネスのほか栄養士と介護士を育てる目標を目指していて、授業の内容から見れば、教科書より実践能力のほうが重視されている感じがします。例えば、「調理実習」、「奈良の食と文化」という授業で、自分の手で美味しい料理を作って、試食したのはとてもいいやり方だと思います。そのやり方を通して、知識も深く覚えられるし、授業の進め方も面白くなると思います。閩南師範大学では、筆記試験のほうが多いです。一時に頭にいっぱい入れて、試験が終わるとすぐ忘れてしまいます。この点から、日本の授業のやり方をすこし見習うべきだと思います。


 そのほか、プリントが授業に欠かせないものです。いずれの授業も必ずプリントを配りました。プリントの内容には知識点のまとめもあるし、補充内容もあります。でも中国では、プリントを配る習慣がないです。先生は教科書をもとにして、問題集を加えて、知識点を教えます。どっちの方法のほうがいいとは言えないけれど、とてもおもしろいところだと思います。それに、課題とか、レポートなどを通じて、学生たちの考えを重視する点も感心しました。確かに感想を書いたりするのはやや面倒だと思いますが、授業内容がどの程度まで分かったか、どのように生かすか、先生が学生の課題を見てすぐ知ります。おまけに、学生も課題を書きながら、自分の弱点を見付けて、反省できるようになります。中国の教育では、このような意識がとても弱いと思います。また、日本人は団体意識も大切にしています。グループに分けて討議し、みんなの協力で、新しく面白いアイディアが出てきた時、私はびっくりしました。みんなの力って、なんと強いものでしょう。世の中、一人の力は弱いけれど、みんなと一緒だったら、どんなに難しい挑戦でも乗り越えることが出来ます。それは留学した間に、習った一番重要なものだと思います。
 授業だけでなく、日常生活にもいろいろな勉強になりました。きれいな町、親切な人々、歴史のある観光地、古都の奈良と出会って、本当によかったです。半年という期間は短かったですが、日本ならではの景色、伝統文化や歴史など身近に体験できたのは一生忘れがたい記憶になると思います。日本のこと、より一層好きになりました。帰国したら、日本で習った知識を生かすように一生懸命頑張ります。今まで先生たちにいろいろお世話になりまして、本当にありがとうございました!

林 瑩婷(りん えいてい)

光陰矢のごとしといいますが、半年間の日本での留学生活があっという間に過ぎてしまいました。この半年間は長いようで短い時間でしたが、日本や日本文化について学ぶことができ、またいろんな人と出会い、いろんなことを経験し、これからの長い人生にとって、すばらしい経験であったと思います。

授業は日本人の学生さんと一緒に受ける授業がある一方、私達留学生たちだけで受ける授業もあります。そのような形式により、日本人の学生さんと交流することができるだけでなく、私達交換留学生の語学レベルによって効果的に授業を受ける事ができました。


 日本で授業を受けて感じたのは、日本人の先生が非常に学生の勤勉性を重視しているということです。それこそ中国や欧米の成果主義とは異なっているところだと思います。収穫の多い半年間であると同時に、感慨の深い半年間でもありました。まずは日本人の謹厳実直な仕事振りです。計画から実施までどんな細かいところでもきちんとしています。参加者全員の行動の一致を求めるために何度も説明会や会議をすることが多いです。授業の発表会の時、日本人の学生たちと一緒に相談して発表するときの立ち方までみんなで考えて、そして何度も演習しました。そんなに細かくしなくても勝手にやればいいのではと思ってしまうこともあるかもしれませんが、その拘りがあるからこそ、例えば日本のバスや電車がいつも時間厳守で遅刻があまりないとか、電車に乗り込むために走ってる人以外慌てている日本人をあまり見かけないとか、そういう状況が生まれるのです。それはすべて計画通りですから。それに、日本の電気製品など品質がいいという評判もそれとかかわっているのでしょう。中国の場合は効率が大切です。つまり速くやれ、よくやれと二つの意味を持っている。しかし、日本人の場合はスピードよりも出来栄えのほうが大事です。日本人の仕事ぶりを見ていると、なぜそんなにのんびりでいられるのでしょうと思うことがよくあるが、その素敵な出来栄えを見てたら、さすが日本人だとまた思わず感心してしまうのです。
 最後に、この長いようで短かった旅の間に出会ったみんなに一言を話したいです。本当に楽しかったです。ありがとうございました。



終わりに・・・


短い間でしたが、皆さん、たくさんの学びや経験を得られたようです。これを帰国後の学生生活や人生に生かしていただければと思います。
また来日の機会があれば、ぜひ奈良佐保短期大学にも遊びに来てくださいね。
学生支援センター