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2019年06月12日

図書館きらきらよい子の遊び講座2019を開催しました


 2019年6月12日(水)12:25~12:55 図書館で"きらっと☆図書館講座⑥ ☆・・きらきら よい子の遊び講座2019・・☆ を開催しました。

 “歌は友だち”:施設で使える!音楽レクリエーションの実際 
           プログラム
          証城寺の狸囃子
            村祭
          星影のワルツ
          ひまわりの約束
            故郷

 シリーズ11回目となる今回は、「歌は友だち:施設で使える!音楽レクリエーションの実際」と題し、音楽ボランティアをライフワークとして活躍中である本学非常勤講師の和田宏一先生と宮田眞理先生に、レクリエーションの場において音楽をどう生かせば良いかについてご指導いただきました。昨年に引き続き、本学教授の安永龍子先生と准教授の武田千幸先生による「福祉施設などでおこなうレクリエーション:音楽を使った体操」の実演や指導もありました。

 8・9月に実習を控えた生活福祉コース学生に向けて、この講座を開催しましたが、日本語教育別科やこども保育コース、食物栄養コース・ビジネスキャリアコースの学生の参加もありました。

 和田宏一先生、宮田眞理先生お二人とも、高齢者施設などで音楽ボランティアをされており、その経験から、高齢者施設で好まれる歌のジャンルとして「唱歌と童謡」「歌謡曲と演歌」などがあること、NHKの朝ドラの主題歌などが人気であることなどを紹介いただきました。
 今回の講座では、「唱歌と童謡」ジャンルで「証城寺の狸囃子」「村祭」を、「歌謡曲・演歌」ジャンルで、人気歌手である千昌夫の「星影のワルツ」を歌っていただきました。

 図書館講座ということで、高齢者施設でレクリエーションをおこなう際に参考になる雑誌や選曲の参考になる本の紹介もありました。

 講座中盤では、「福祉施設などでおこなうレクリエーション:音楽を使った体操」の例として、雑誌「レクリエ」で紹介されている「4つのポイントを取り入れた口腔・食事のための体操」を「お寺のおしょうさん」の歌に合わせて、会場の皆さんと一緒に体験しました。
 最初に、安永先生と武田から「唾液腺押し」「首回し」「口の体操」などの紹介と実演がありました。
「せっせっせーの よいよいよい」のリズムに合わせて体操するうちに、会場の皆さんからは、自然と笑顔があふれました。

 安永先生からは、食べることは生きること、楽しみであること、高齢になると唾液が出にくくなりますが、今回のレクリエーションのような唾液腺押しや口の体操などを取り入れることで、楽しみながら口腔・食事の機能を鍛えることはとても大切であること等を教えていただきました。

 続いて、和田先生からは、障害者施設に音楽ボランティアに行った際に、喜ばれる曲として、アニメソング等があるということで、今回は、「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌として「ひまわりの約束」を歌っていただきました。
講座の最後は、会場の皆さん全員で、「故郷」を歌いました。

 生活未来科生活福祉コースの学生など約30名の参加がありました。
アンケートでは、
・音楽療法には興味がありましたので、良い機会になりました。
・心地よい声で聞きやすかったです。これからレクをすることがあるので、とても参考になりました。
・これからレクリエーションを考えていく上で選曲したら良いものが分かって良かった。
・このような企画は今後も希望します。もう少し時間があればと思います。
・おもしろかったです。
・とても楽しく明るい会でした。また参加したいです。
などの声が寄せられました。