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2022年06月23日

マスコミに取材に来てもらおう:ビジネスキャリアコース


ビジネスキャリアコースの学修スタイルのひとつにプロジェクト型学習があります。最初にプロジェクトのゴールを伝え、課題の内容やプロジェクトの進め方を説明してから授業に入ります。学生はどの課題にどれくらい時間をかけ、どこに向かうのか、プロセスを考えながら課題に取り組むというわけです。

 今回のチャレンジは「マスコミに取材に来てもらう」というものです。

 新聞やテレビなどマスコミに取材されたいとき、取材されたい側が書くものが「プレスリリース」(取材依頼)です。しかし、マスコミの皆さんに、ぜひ取材してくだい、というだけでは取材に来てくれません。どうやって書けばよいのか。

 このチャレンジは、元近鉄名物広報マン、現在は天理市にある「なら歴史芸術文化村」総括責任者である福原稔浩さんと、イベント会社「いち屋」代表取締役で本学非常勤講師の市川真さんのご指導のもとではじまりました。
 
 最初は、福原さんによるプレスリリース書き方講座。名物広報マンとしてかかわった経験をいかした「広報とはなにか」から、注目されるタイトルの作り方、写真の撮り方などを講義いただき、プレスリリースのたたき台を作成しました。

 さらに、これまで複数のプレスリリースを作成してマスコミに取り上げられた経験をお持ちの企業や自治体、NPO団体の方々をゲストにお招きし、添削していただきながらプレスリリースをブラッシュアップ。フォントや文章の作り方、配置など、細かい指摘が入りました。


 福原さんによると、プレスリリースは意思伝達力、企画・運営力など、複数の要素を同時に養うことができるとのこと。指導いただいた福原さんをはじめ、ゲストスピーカーの皆様から「自分の書いたプレスリリースによって新聞社やテレビ局が来てくれたら本当に嬉しくなる」と伺いました。これから実際にプレスリリースします。このチャレンジがどうなるか、楽しみにしています。

※学生が作成した、「ニュースリリース」はこちらをご覧ください

生活未来科 中田 奈月