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2022年05月19日

消費者問題について学びました


2022年4月29日
 奈良県金融広報アドバイザーの三宅冨予子氏より、「消費生活と消費者問題」と題し、近年多様化の一途をたどっている消費者トラブルとトラブルにあわないための方法などについて、分かりやすく講義していただきました。
 講義を受けた学生の受講後のレポートからは、「正直自分が詐欺に合うわけがないと思い込んでしまっていた。」「思い込みという判断はリスクが伴う行動だと学んだ。」「消費者として買い物をするとき、自分はどんな権利を持っているのかを知っておく必要があると分かった。」「そのことに気づいていない人がいたのであれば、介護する立場から声掛けを行うことはとても大切なことだ。」「高齢者は若者に比べ詐欺にかかりやすい傾向があるため、被害に合う前に私達が気づいていけるようになりたい。」「私もよくネットで検索したり、オンラインショッピングしたりすると変な広告やお知らせが出てきたことがありました。注意しないとアブナイなことが起こってしまうことになる恐れがあると意識しました。」「留学生の私達も相談できるのも知らなかったので、もしこういう被害が起こったとき消費生活センターを知っていると安心だと思いました。」「被害を受けないようにするためにも、『契約』をする前にはしっかりと契約書を読んで、同意できる内容であれば同意するということが重要になってくると学びました」など、身近な内容に多くの学びを得たことが分かりました。
 高齢者や障がい者に寄り添う介護福祉士としてこうした消費者トラブルに敏感になるだけでなく、学生自身も消費者の一人として、トラブルに巻き込まれないように注意していってもらえればと思います。

                 生活未来科 生活福祉コース 教授 森永 夕美