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2018年10月27日

地上絵! 本学にもありました!


 「地上絵」と言えば「ナスカの地上絵」が有名です。 
 世界遺産の「ナスカの地上絵」は、ペルー共和国の乾燥地帯に描かれた幾何学図形や動植物などを模した地上絵で、古代ミステリーの1つといわれています。
 大きさは地上絵の種類によって異なりますが、小さなもので横約4.2m×縦約3.1mから大きなもので長さ285mぐらいあるそうです。しかし、線の幅は30cmから、太いもので60cmくらいだそうです。
 どのようにしてあのように大きな絵柄を描くことができたのかについては、はっきりとはわかっていないようです。かなり高いところからでなければ全体像を目に収めることができず、またナスカ平原の周辺にそれら地上絵を見渡せるような目だった高台もないことから、熱気球を利用した、とか、宇宙船が利用されたといった説まで出てきています。
 現在では、正確な測量技術を使って、大きな原画の一点から放射状に原画の線上に取った各点を同じ倍数で拡大するといった手法で地上絵を作成したとする「原画拡大説」が半ば定説化しているようです。
 今回、その方法で、夢の丘SAHO自然広場に地上絵を描きました。それがこれ「◆SAHO❤」です。「ナスカの地上絵」と同じ幅(40㎝)の線で描きました。


 実は、この「地上絵」、これだけ大きいにも関わらず、いつ作られたか気づいていない人がいるそうです。不思議ですよねぇ~。
 迷惑がられる雑草も視点・発想を変えて、ひと工夫すれば、なくてはならない存在になりましたね。
入試・広報センター 木田一芳