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教員養成課程について

資格


奈良佐保短期大学地域こども学科では、下記の教員養成を行っています。

  幼稚園教諭

  小学校教諭

教員養成にかかわる教育理念

  • 自律した教育者、すなわち、自らとるべき行動を考え、自らの思いを言葉や行動で表現でき、その責任を自らとることができる教育者
  • 他者と自分に誠実に向き合う教育者 すなわち、自らの行動や援助を振り返り、他者と自分に誠実に向き合うことができる教育者
  • 自ら学び実践し続ける教育者 すなわち、幼児教育の専門性を高めるため、学び実践できる教育者

教員養成の目標

教育に対する熱意と使命感と誇りをもち、子どもの心を思いやり、共感する能力、子どもを尊重し、真摯に向き合い、その個性や課題解決能力を生かし、生きる力の基礎を培っていく、そのような能力を身につけた教員養成を目指す。

目標を達成するための計画

  幼稚園教諭 小学校教諭
得意分野を生かした
課題解決型授業
ゼミナールⅠ(1回生通年)、ゼミナールⅡ(2回生通年)
幼児体育・音楽表現・造形表現・保育環境・自然と遊び・心と発達・子育て支援の7つの専門分野から自分に適した専門性を選択し、保育実践を行いながら学生が主体的に取り組むことで、保育者の資質育成につなげています。 幼児期から児童期へのスムーズな移行に貢献するため、幼稚園と小学校の連携に重点を置いた実践活動を行っている。幼児教育、小学校教育現場における経験を、相互に往還させ、効果的に教育活動を行えるよう、資質向上に取り組んでいます。
教育の専門家としての確かな力量を修得する授業 指導計画立案力

子どもの発達や興味などを的確に把握し、子どもの実態にあった保育を計画する力が必要です。子ども一人一人を見る力とクラス全体を見る力、長期的・短期的な視点の両方をバランスよく身に付け、保育者自身が持つ感性や教養を保育に活かしていけるようにします。

保育実践力

立案した計画に沿いながらも、子どもの主体性を尊重し、保育を柔軟に展開できる力が大切です。子どもの表情や言葉、行動に目を配り、子ども自らが興味や関心をもって生き生きと活動に取組み、行動していけるよう保育する力を修得します。
授業設計力

単元や題材の研究、教材の研究、学習指導観等とその基盤となる力量と、それを踏まえた学習過程の組織、学習指導案の作成、板書計画の作成、発問計画の作成等と授業の展開を構想する力を身に付けます。




授業実践力

授業の具体的展開をいかに行うかという導入展開力(学習の動機付けをする力、状況に応じて運営・組織する見識・技能)、学習展開力(発展学習展開力、状況に応じて運営・組織する見識・技能)、話表力(説明力、発言力、助言力)、板書力(見識・技能)およびICT技術を習得します。
地域と連携し、福祉の理解、相談援助技術の修得を目指す授業 子どもの養護と教育の双方の立場から、子どもの発達や保健、地域とともに子育てをする環境や方法について学びます。
現代では、子どもが育つ家庭や地域の状況は多様となり、それらを把握、理解した上での保育支援が必要となります。子どもの心身の健康、家庭を支援するための福祉的な知識や技術を修得します。
社会が複雑化し、核家族化、格差の拡大、少子化、都市化等、子どもとその家庭に様々な問題が生じ、学校現場におけるいじめ・不登校、学力・意欲の低下等様々な問題が起きている。このような問題に対応するために、子どもを取り巻く環境を総合的に捉え、地域福祉に対する知識や連携技術、相談援助技術の修得を目指しています。

教員養成のための教育課程

教員養成課程における授業科目 幼稚園(PDF 小学校(PDF
教員免許状を取得するための要件  幼稚園履修細則(PDF 小学校履修細則(PDF) 

教員養成のための組織、教員配置

 

地域こども学科

教員配置 組織配置
専任 非常勤 教職課程運営委員 教育実習指導委員 教育支援センター
教職担当職員
12名 27名 6名
4名
幼稚園担当2名
小学校担当2名
2名

*教員情報データーベース(地域こども学科)

教員免許状取得状況と就職状況

卒業年度 幼稚園 小学校
免許状取得者数 幼稚園への就職者数 免許状取得者数 小学校への就職者数
令和2年度 57
令和元年度 60 4 2
平成30年度 52
 


教員養成に対する質向上に対する取り組み

  • ・近隣小学校との連携(スクールサポート事業への参加)
  • ・近隣小学校通学合宿のボランティア
  • ・こどもフェスタにおける子どもとのかかわり