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2022年11月11日

イベントの秋


 新型コロナウイルス感染症は第8波が懸念されていますが、最近ではかなりコロナ以前の状況に戻ってきているのが感じられるようになりました。奈良公園でも観光客が戻り、特に正倉院展の頃には人流が増えているようです。本学でも後期に入ってからは、授業と並行して様々なイベントにも取り組んでいます。
 10月1日には地域防災避難訓練を開催しました。介護福祉士、栄養士、保育士など卒業後に人と関わる仕事に就く学生がほとんどを占める本学では、地震や台風など自然災害の際にどのような行動をとれば良いのか、避難所の運営に居力できるかなど、日頃のそれぞれの専門分野での学びを活かす取り組みをしています。
 10月22日は3年ぶりの大学祭です。大学祭実行委員、学友会が中心となって春から準備を進めてくれました。新型コロナウイルスの波が何度も訪れる中、どうすれば安全に実施できるのか、全学生にアンケート調査をし、学生と教職員がともに参加できる企画を考えてくれました。新型コロナウイルス感染症の影響で外出などを控えて体を動かす機会が減っているため、全学をあげてスポーツを楽しむ「球技大会」の実施となりました。学科やクラスごとにチームを作りバレーボールとドッジボールを楽しみました。どのチームも思いのほか本気モードで熱戦が繰り広げられ大盛り上がりの1日となりました。
 11月6日は近隣にあるJR帯解駅で開催された「にぎわい市」に出店し、私の「食品加工実習」で製造したジャムを販売してもらいました。


 11月12日には地域こども学科の「あそびのひろば」、11月20日に生活未来科の「福祉交流会」を予定しています。
 このようなイベントは、学生たちが日頃学んでいることを実践する場となりそれを通して成長しています。教室では学ことができないコミュニケーション力や様々な事象への対応力を身に付けることができ、社会に出た際に即戦力となるために大変役立っています。短期大学での2年間は、授業や学外実習など忙しい毎日ですが、教職員と学生が一体となって全力で取り組んでいます。