建学の精神・教育理念・教育方針・学則
■建学の精神
昭和6年、当時の奈良女子高等師範学校の同窓会(佐保会)が佐保女学院を設立するにあたり、「教養識見ある女性を養成し、社会に貢献できる人材を育成すること」を掲げた。昭和40年、短期大学の開設にあたっては、「女子専門の学術技芸を教授、研究し、実生活に必要な能力を有する教養識見ある女性を育成すること」を謳った。

1 人に決められ、人に指示されて行動するのではなく、その時々の状況から判断し、自らの意思で行動する事のできる人を育てます。
自律する人になってほしいと考えています。
2 自分自身の存在を価値あるものとして信頼し、自信を持つことができれば、自己を尊重することができるようになります。そのことは、他者を受け容れ、尊重する事に繋がっていきます。自他の区別ができ、他者の思いや行動を理解しつつ、自ら行動できる人を育てます。
自己と他者を尊重する人になってほしいと思います。
3 人やもの、出来事や状況など、さまざまな事象に自分から積極的にかかわっていく事のできる、行動力のある人を育てます。
受身ではなく、自ら事象にかかわることのできる人になってほしいと考えています。
■奈良佐保短期大学の学士課程教育における3つの方針
奈良佐保短期大学では、2つの学科 生活未来科と地域こども学科 において、教育理念「自律する人」「自己と他者を尊重する人」「事象に自らかかわる人」に基づいた教育を行っています。
生活未来科は、健全で豊かな生活を支える専門的な知識・技術を身につけ、社会に貢献できる幅広い視野と教養を備えた人材を養成することを教育目標としています。
地域こども学科は、自ら情操と教養を育み、こどもへの深い理解をもって家族・地域の子育て支援に貢献できる保育者を養成することを教育目標としています。
【学位授与の方針】
社会生活を送るために必要な知識と教養を身につけ、社会に貢献するための基礎力を習得するとともに、学科・コースの特性を生かし、学生の意欲や学力に対応したきめ細かな教育を通して、学生が次の到達目標を達成し、卒業に必要な単位を修得した場合に、短期大学士の学位を授与します。
〔生活未来科〕
1.幅広い教養と豊かな人間性を身につけている。2.社会人としてのマナーを身につけ実践できる。
3.職業人意識を持ち、自己啓発に意欲的に取り組むことができる。
4.健全な生活を支える知識と技術を修得し、生活の基盤を築く力を身につけている。
5.専門分野の知識を活かし、将来の生活を展望することができる。
〔地域こども学科〕
1.社会生活を送るために必要な知識と教養を身につけている。2.社会人、職業人として求められるコミュニケーション能力を獲得している。
3.保育者として必要な専門的知識と技能を修得している。
4.論理的思考や表現力をもって保育を実践することができる。
5.課題を探求し、自ら振り返り、行動できる能力を有している。
【教育課程編成・実施の方針】
大学は、教育理念と各学科の学位授与の方針に基づいて、学科共通の基礎教養課程と学科ごとの専門教育課程を編成します。学生は、卒業に必要な科目、資格に必要な科目を履修し、自ら進んでそれぞれの学科・コースに示された到達目標を達成することが求められます。成績評価に当たっては、共通の評価基準をもって各教科の達成度を厳密に評価し、単位の実質化を図ります。
基礎教養課程では、社会生活を送るために必要な知識と教養を身につけ、社会に貢献するための基礎力を習得するために、国語表現、情報処理、外国語、キャリアデザイン等の基礎教養科目を開講します。専門教育課程では、各学科・コースの特性を生かし、学位授与の方針で示された到達目標を達成するために、次の専門教育課程を編成します。
〔生活未来科〕
生活未来科は、目指す資格や免許に必要な科目を核として、次の専門教育課程を編成します。さらに、コースの枠にとらわれず、学生の興味やニーズに合わせて履修科目を選択できるカリキュラムを編成します。
【生活福祉コース】
1.介護に関する専門的な知識・技術・倫理を習得し、心身の状況に応じた個別性の高い介護が提供できる人材が育成できるよう、講義、演習、実習指導等を関連づけて配置します。
2.国家試験対策をカリキュラムに組み込み、全員の合格を目指します。
3.グリーンプランニング、セラピー概論等の科目を開講し、高齢者・障害者の豊かな生活が支援できる介護福祉士を養成します。
【食物栄養コース】
1.バランスの取れた栄養士養成を目指して、全国栄養士養成施設協会が示す「コアカリキュラム」に沿った内容の授業を編成します。
2.調理技術を確実に修得することを目指して、調理実習や給食管理実習を重視して、少人数授業を実施します。
3.より豊かな食生活を実践できるように、専門調理、フードコーディネート論、食育実践演習等を開講します。
【ビジネスキャリアコース】
1.それぞれの適性を見極めて、各人のキャリア形成を支援し、課題の発見、課題の解決、自己学習力など社会人としての基礎力を身につけるために、マンツーマン方式の授業を展開します。
2.社会の仕組みと動きを理解し、社会で活躍できる能力を養うために、ゼミナール方式の授業やインターンシップを重視します。
3.デザインやアート、ものづくり等の科目や現場の見学や体験を通して、豊かな感性を磨き、奈良の自然や文化、伝統工芸等の現状と未来へ継承する意義を学び、地域で活躍できる人材を育成します。
〔地域こども学科〕
地域こども学科は、次の専門教育課程を編成します。
1.保育に関する専門的知識と技能を修得し、論理的思考や表現力をもって実践する能力を養うために、保育理論、保育内容、基礎技能等の専門教育科目を開講します。
2.学外実習および事前・事後指導において、課題を探求し、自ら振り返り、行動できる能力の修得を目指します。
3.保育現場における教育がより効果的なものとなり、その学びがより深められ、5つの到達目標の達成に繋がるように、講義、演習、実習指導を有機的に関連づけて配置します。
来科は、目指す資格や免許に必要な科目を核として、次の専門教育課程を編成します。さらに、コースの枠にとらわれず、学生の興味やニーズに合わせて履修科目を選択できるカリキュラムを編成します。
【入学者受け入れの方針】
奈良佐保短期大学は、本学の教育理念を理解し、それぞれの学科・コースが掲げる教育目標に向けて積極的に学ぼうとする、次のような人を受け入れます。
1.生活の基盤となる知識を身につけ、自ら生活設計をしたいと考えている人2.介護、栄養、ビジネスの分野に関心がある人
3.こどもを大切に思っている人
4.人や地域とのかかわりを学ぼうとする人
5.知識や技術を学んで、社会に貢献したいと考えている人
6.自律的に行動することを目指す人



