2010年01月25日 月曜日
雪の中の生活・経済
蟹が食いたくなりまして先日「蟹を食いに行こう!!」とばかりに若狭(敦賀)へ行ってきました。当日はあいにく猛烈な寒波襲来となりまして、お陰様で「蟹はそこそこだった」のですが、雪が私にいろいろなことを教えてくれました。南国育ちである私にとって「雪は恐ろしいものである」との固定概念のようなものが有って、どうもなじめません(もちろんスキーなどは行ったこともなし)。このため雪国の人達の生活がどのようなものかはお茶の間のテレビ報道などで、「大変だなー」と思いますが、実感はありませんでした。
ところが実際にその場を見て、「職業人」として感激した事が数点ありました。
一点目は、「雪の高速道を大きなトラックが切れ目なく走っていること」です。言い換えれば「経済」は雪が有ろうと無かろうと関係なく「動いている」ということです。
二点目は、「工場で働く人たちも雪に関係なく通勤し、所定の仕事をこなしていること」です。工場駐車場を見ると、通勤用の車が、雪に埋まっていると思われるような状態で何十台も駐車されていました。おそらく退勤時、車の雪を掃って、暗い雪道を帰って行くのでしょう。民家の方を見ると家の周りはある程度除雪されているが、そこまでの田舎道は、10cm以上もある様な轍が残っている状態でした。
三点目は、「街のお店は殆どが開いている」ことです。敦賀は有名な観光地でもありませんし、ウィークデイでしかも冬場で観光客も少ないと思われるのですが、地元の人達、お店の人達の「気概」が感じられました(寒さや雪に慣れているとはいうものの・・・・)。
四点目は、雪の無い地域に住む我々は、買い物に行ったり、役所に行ったり、遊んだりで自由勝手に移動していますが、雪国の彼らにとって、移動も計画的にしないと「生活もさることながら、生命さえも脅かされる危険性がつきまとっているという危惧がある」ことです。もちろんカーナビなどの文明の機器もあまり役にたたないでしょうし、全ての行動が「自分の判断と責任」で進めなければならないということです。このことについては「我々はもっともっと意識して、学ばなければ」と感じました。
蟹はもうひとつだったものの「市価数百万円から一千万円もするという毛皮のコートを見たり、触ったり、特産のかまぼこ作成体験をしたり」で一日を不安と楽しさを味わって帰路につきました。
なお帰りの北陸道は車のタイヤの音があまり聞こえない(除雪が間に合わないで雪の上を走っている)状態の中帰ってきました。特に秀吉七本槍で有名な場所(賤ヶ岳付近)が難所でした。家に帰り着いたのは予定を2.5時間も遅れ、夜の9時半を過ぎていました。
写真 敦賀 気比神社
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