2009年12月25日 金曜日
そうめん延ばし体験
ビジネスキャリアコースの「奈良の伝統工芸演習」の授業で、手延べそうめん延ばしの作業を体験しました。
手延べそうめんは、小麦粉に食塩と水を混ぜてよく練り、植物油を塗って、よりをかけながら引き伸ばします。この工程が36時間。その後、屋外の寒空の下で乾燥し、切りそろえて束にし、素麺蔵で寝かせて乾麺が完成です。そうめんは直径1.3mm未満、それ以上だと冷麦や饂飩になります。
手順を教えていただきながら、少しずつ、少しずつ、やさしく延ばしていきます。簡単そうなのに、緊張が続きます。
太い麺が500mにも延び、細くてつややかなそうめんになります。学生たちは出来上がりに思わずにっこり。
素麺は奈良県桜井市が発祥の地とされ、奈良時代に唐から伝わった菓子のひとつ素餅に由来すると言われています。ですからそうめんは、奈良時代からの1300年の歴史が受け継がれていることを感じさせてくれる特産品といえます。
そればかりでなく、そうめんが屋外で乾燥される光景は、かつては地域の風物誌となっていました。しかし、今日では大気の汚染や塵埃の影響で室内乾燥となり、環境の変化が地域の固有の風景をも変えてしまっています。
太い麺が500mにも延び、細くてつややかなそうめんになります。学生たちは出来上がりに思わずにっこり。
素麺は奈良県桜井市が発祥の地とされ、奈良時代に唐から伝わった菓子のひとつ素餅に由来すると言われています。ですからそうめんは、奈良時代からの1300年の歴史が受け継がれていることを感じさせてくれる特産品といえます。そればかりでなく、そうめんが屋外で乾燥される光景は、かつては地域の風物誌となっていました。しかし、今日では大気の汚染や塵埃の影響で室内乾燥となり、環境の変化が地域の固有の風景をも変えてしまっています。


奈良時代からの長い歴史の中で育まれてきたそうめんの製造過程も環境変化の影響を受けて変容することに、「伝統を受継ぐことの意味」を改めて考えさせられた体験でした。
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