2010年01月29日 金曜日
「生活科学科食物栄養専攻の学外実習報告会」
2009年度の生活科学科に開かれました(写真1)。学外実習は、5日間の実習を、学生の希望も入れて、航空自衛隊幹部候補生学校、障害児通所施設、保育園、軽費老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、病院などで行います。それぞれの施設は、食事を提供する対象者が大きく異なるだけでなく、同じ施設内でも、例えば航空自衛隊幹部候補生学校では、一般隊員には基本食、パイロット学生には、「加給食」といって視力向上のためのビタミンの多い、高カロリーの食事を準備するということでした。また、保育園では、0歳児には離乳食、1~2歳児と3~5歳児は、また別の献立や量の調節が必要となり、手間と工夫が要ります
が、子ども達とのふれあいのある楽しい職場経験だったようです。それは、発表のパワーポイントのスライドにも表われ、工夫を凝らして分かりやすく楽しいものになっていました(写真2)。また老人ホームでは、一般食の他に粗きざみ食、きざみ食、極きざみ食(とろみ)食、ソフト食、ペースト食など種類も多く、利用者の状況に合わせて配膳するようでした。特別養護老人ホームでは、一人ひとりに対して食札整理を行なっています。介護老人保健施設では、在宅復帰を目指しているので、一般食がほとんどを占めているようです。一方、病院では、一般食に、常食、全粥、七分粥食、三分粥食、ブレンダー食、流動食、嚥下食等々があり、特別食として、糖尿病食、肝臓病食、腎臓病食、心臓疾患食、通風
食、貧血食等々、それぞれの患者の病状に応じて食事を準備する必要があります。最近は、温冷配膳車で暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たい状態で配膳できるようになっています。さらに、大量調理などに対しては、クックチルシステムや真空調理器などにより、料理をいつでも提供できるようにしているそうです。このようなきめ細かいメニューや調理が用意されているのです。
それぞれの職場では、既に専門職として働いておられる管理栄養士、調理師をはじめ、食べて下さる要介護者、園児、患者など、幅広く多くの方々と触れ合って、いろいろ教えていただき、知識を深められた実習は、とても良い勉強の場になったようです。
本学は幸いにも介護福祉士や保育士の養成校でもあり、栄養士の卵の学生たちが得たこれらの経験と、やはり施設や園に実習に出る介護福祉士や保育士志望の学生たちとが、情報交換や交流することによって、利用者さんや子どもたちへの理解も深まり、施設実習がより実り多いものになるであろうとの思いを深くしました。栄養士を目ざす後輩や、教職員だけが聞くには勿体ないような、熱意のある有意義な内容のある報告でした。
2010年01月25日 月曜日
「平城遷都1,300年を寿ぐ若草山の山焼き」
若草山の山焼きは、奈良の早春を告げる行事として有名です。以前は、成人式の前日に行なっていましたが、今は、1月の第4土曜日ということになっているようです。今年は、平城遷都1300年の年を記念して、若草山の山焼きのプレリュードを飾る打ち上げ花火も、例年の3倍の600発の花火が上がり、種々の催しものがありました。奈良のメインストリートである県庁前の登り大路から若草山に向かう沿道には、朝から沢山の屋台が並んで賑わっています。昔なつかしい綿あめ屋、焼きトウモロコシ屋、ヤキソバ屋、たこ焼き屋、お好み焼き屋、等々が出店し縁日気分が盛り上がります。
若草山焼きの行事の起源については、諸説があるようです。若草山一帯をめぐる春
日大社、東大寺・興福寺の領地争いがもとであるとか、若草山の山頂にある前方後円墳の霊魂を鎮める行事であるとか、春の芽生えをよくする野焼き行事であるとかです。
さて午後6時、いよいよ花火が上がって、山焼きの開始です(写真1)。奈良佐保短期大学のゆめの丘キャンパスから若草山は真北になり、樹木の葉が落ちた冬は、山がごく近くに迫って感じられます。まさに眺望の素晴らしさを謳う本学の真骨頂です。近隣の住民の方々もご家族連れで大勢観賞に集まって来られました。花火が上がるたびに、子ども達の歓声が響きます。花火が終わると山焼きの点火がなされました。麓の方から山上へ火が燃え広がっていきます。今年は良く燃えました(写真2)ので、きっと良い年となることでしょう。
2010年01月24日 日曜日
「社団法人佐保会の新年のつどい」
1月22日(金)の夕方から、奈良女子大学の同窓会である、社団法人佐保会の「新年
のつどい」が、奈良女子大学内の生協食堂で開催されました(写真1は川崎理事長)。ぼくも佐保会の客員会員であるので、本学の学校法人理事長や佐保会員である教員とともに参加しました。奈良佐保短期大学は、1931年奈良女子大学の前身である奈良女子高等師範学校の同窓生によって創立されたので、佐保会は、いわば本学の生みの母とも言えます。昨年奈良女子大学は創立100周年を迎え、佐保会もあと数年で100周年、そして奈良佐保短期大学が来年80周年を迎えることを考え合わせ、歴史を感ぜざるを得ません。
「新年のつどい」は、佐保会が母校奈良女子大学の在学生や教職員を招いて食事をともにして卒業生と在学生の交流を密にし、スライドで佐保会の歴史や活動の紹介や、NARAJOクイズなどで後輩たちへ同窓会を印象づけ、卒業時には入会を誘う目的もあると思われます。
在学生たちも奈良女子大学オーケストラのメンバーによる弦楽四重奏の演奏(写真2)や合唱部のコーラスを先輩に披露しました。前日NHKのニュースで奈良女子大文学部の物置から国宝級の馬の鞍飾りや伊藤博文の書が発見されたことが報道され、会の参加者の間でも話題となっていて、現物をみせてもらえるかなと秘かに期待をしましたが、それらはまだ準備できていないようでした。ぼくは、佐保会
2010年01月22日 金曜日
「高円山物語 影媛(カゲヒメ)」
1月17日、平城遷都1300年祭記念公演として、劇団「高円」(奈良の歴史物語を演じ
る市民の劇団)による「高円山物語 影媛」が、奈良市100年会館大ホールにおいて上演されました(写真1)。文化庁、高円山に陽を当てる会実行委員会、なら100年会館の主催。奈良県、奈良市、奈良県教育委員会、奈良市教育委員会、平群町教育委員会、平城遷都1300年記念事業協会が後援しています。さらに、奈良市観光協会、ならまち振興財団、大安寺、白毫寺、山の辺の道「奈良道を考える会」、白毫寺地区まちづくり100年会議等々が協賛し、力の入った公演でした。それに応えて当日は、1500人収容の会場が満席となる盛況でした。
物語は、山の辺の道を散策する4人の女性が立ち寄った和邇下(ワニシタ)神社で体験した不思議な物語として始まりました。その物語とは、5世紀の終わり、稚鷦鷯(ワカササギ)皇子(後の25代武烈天皇の皇太子時代)と平群地域を拠点とする有力豪族平群真鳥(ヘグリノマトリ)の子、鮪(シビ)とが、石上地域の豪族である物部麁鹿火(モノノベノアラカヒ)の娘で、絶世の美女である物部影媛をめぐり繰り広げられる恋の鞘当でした(写真2)。「日本書紀 巻16武烈記」や「古事記」に記述のある物語ということです。市民の劇団による旗揚げ公演ということで初々しさが感じられるものでした。こどもコーラスやマンドリンの合奏、それに古代琴や龍笛、和太鼓などが随所に演奏され、ドラマの雰囲気を盛り上げていました。
高円山の麓に位置し、山辺の道「奈良道」に沿った鹿野園の丘にある我が奈良佐保短期大学は、このような古代の歴史を秘めた場所にあるということに感慨ひとしおでした。
2010年01月19日 火曜日
「未来の食卓」
郡山城ホールで上映されたフランス映画「未来の食卓」(写真1)を見ました。原
題は、「NOS ENFANTS NOUS ACCUSERONT(子どもたちは私たちを告発するでしょう)」というもので、農薬や化学肥料により汚染された野菜や果物から子ども達を守ろうとするフランス南部の農村、ガール県バルジャック村の1年間を追ったドキュメンタリー映画です。映画の冒頭、ユネスコの会議で、健康科学研究者が癌や糖尿病の70%に食習慣を含む環境に原因があると発言します。バルジャック村でも野菜の栽培、ブドウの栽培に種々の農薬を散布していました。農薬散布に従事する農民は、種々の体調不良に見舞われ、農薬や化学肥料に対する危機感が生まれています。そして、バルジャック村の村長が子ども達の未来を守るために、「学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニック(有機食材)にする」という前例のない試みに挑戦しました。子ども達は、学校菜園で野菜作りをし、オーガニック給食を食べます。バルジャック村の有機栽培農家と近隣の一般農家とのやりとりや家族を癌で失った主婦の体験などが散りばめられていました。徐々にバルジャック村のオーガニック給食の取組が評判を呼び、全国から見学に来るようになりました。最後は、元気に遊ぶ子ども達の映像で終わりました。
我が奈良佐保短期大学のゆめの丘農園においても有機野菜を栽培し、生活未来科食物栄養コースの学生が集団給食管理実習で、これらの野菜を使って調理しています。前にもこのブログで紹介しましたが、学生達の心のこもった料理は、栄養バランスがとれ、味は最高、そして何より健康に良い、素晴らしいものです。
2010年01月17日 日曜日
「一日中小企業庁 in 奈良」
1月15日、奈良県新公会堂において、奈良県・中小企業庁・近畿経済産業局主催の
「一日中小企業庁 in 奈良」が開催されました。本学生活未来科ビジネスキャリアーコースに関連する情報が得られるのではないかと思い参加しました。午前は残念ながら所用で出席できず(本学教員は出席)、午後の「中小企業フォーラム」、「明日を拓く奈良のモノづくり」に出席しました。写真1は、参加企業紹介展示会場風景です。
午前の「地域資源・農商工連携フォーラム」は、奈良の地域資源を商品開発に結びつける努力をしている4企業のトップによるパネルディスカッションが行われました。奈良晒三百年の老舗「中川政七商店」は、30歳代の若き社長のブランドづくりという目標のもと、新製品を開発して東京・名古屋・大阪・広島に進出、昨年は東京表参道ヒルズに出店しています。「呉竹」は、奈良の伝統産業の墨や筆から、150色のサインペンと350色のインキやメモリーシステムカリグラフィーを開発し、アート&クラフトカンパニーとして全国レベルの企業となっています。この2社が伝統を継承しつつ新しい開発に挑戦しているのに対して、次の2企業は地域資源に着目し新たな光を当てた挑戦です。「石井物産」は、西吉野特産の生柿を使って、菓子や柿酢など50種の商品開発、柿渋の利用範囲を産業界から医薬部門に拡大しました。「粟」は、四十数種もあるという大和の伝統野菜と農業に光を当て、農商工が連携して奈良の食文化力を発信する農家レストランを経営しています。奈良の文化・歴史・地域の持つ力を見えるものにしようと頑張っている4社のプレゼンテーションを聞いた本学教員は、ゴールに向ってそれぞれ新しい試み、開発・開拓する挑戦と努力の姿勢に勇気づけられたと述べています。
午後は、中小企業庁が選定した「元気なモノ作り中小企業300社」、「新・がんばる商店街」の認定を受けた18の企業・団体、県が選定した「2009なら・グッドデザインセレクト10」の表彰と記念撮影(写真2)があり、その後、長谷川栄一中小企業庁長官の施策紹介がありました。
15時からは、モノづくり推進会議・日刊工業新聞社が主催するリレーシンポジウムで、先ず千野俊猛日刊工業新聞社長の基調講演「パラダイムシフトと中小企業経営」はインパクトのあるお話でした。「逆説!米金融崩壊が日本を救った!!」、外山滋比彦著「思考の整理学」を引用し「求められる人材『飛行機型人間』」(グライダー型人間は猛烈社員だがエンジンがついていないので、自力で飛べないということでした)、「企業はトップから腐る」(企業はトップの幅以上にはならない、社長に投資できる会社が成長する)など、会社立て直しを果たした社長の言葉には納得させる力がありました。続いて高安輝樹(株)昭和社長の「中小企業 第三の創生期」があり、チタン製品を製造している地方の小企業が世界的な企業になる過程でいかに苦労したかを話されました。人材を集めるのにお金をかけたリクルートだけでは駄目、情報開示、新聞などでの情報収集でヒントを得て環境ホルモンとチタンを結びつけ、大学や奈良県工業技術センターとの連携を進め、その過程で世界的企業に成長していったというのです。経験を基礎にしたお話は本当に勉強になります。学生の皆さんにもぜひ聞いてもらいたい内容でした。
2010年01月13日 水曜日
「奈良市地域子育て支援センター"ゆめの丘SAHO"の父親支援プログラム」
1月9日土曜日は、本学のキャンパスにある奈良市地域子育て支援センター"ゆめ
の丘SAHO"の、父親支援プログラム"パパと遊ぼう"の日でした。子どもたちと一緒に休日を過ごそうと、お父さん達が大勢来てくれています(写真1)。子どもたちはお母さんだけでなく、お父さんも一緒ということで大喜びです。
この日のプログラムは、日本の正月の風物詩である、凧揚げをしようということで、本学のづくりに熱中です(写真2)。そして出来上がった凧をもって、運動場で、子どもたちはお父さんと一緒に凧揚げに走り回っています。(写真3)。冬晴れの青空のもと、障害物の無い運動場は凧揚げに最適でしたが、この日は「お天気が良すぎて、風がない」とセンタースタッフはちょっと複雑な面持ちで空を眺めておられました。子どもは風の子、と昔から言われてきましたが、走り回る子どもの姿は真にいいですね。
凧揚げの歴史もかなり古く、日本へは、1000年ほど前に中国から入ってきたようです。60年ほど前、ぼくの子どもの頃には、武者絵などのいかめしい凧を揚げたものですが、高く揚げるには、なか
なか技術を要しました。30年ほど前に、息子や娘を連れて、平城宮跡に凧揚げに行った頃には、西洋凧が流行していて、和凧に比べて簡単に揚がるものだと感心したものです。各地で凧揚げ大会が開催されますが、最近では子どもたちが走り回って凧揚げをする風景をあまり見かけなくなって、さびしい限りです。
子育て支援センターでは毎月第2土曜日に父親支援プログラムを組んでいます。2月の予定は13日(土)で、テーマは"カプラで遊ぼう"です。ぜひお子様とご一緒に、多くのお父様がご参加くださるようお待ちしています。
2010年01月11日 月曜日
「恒例の佐保もちつき大会」
今年も奈良佐保短期大学恒例の「もちつき大会」が、1月7日に学生食堂ホールで開
催されました。蒸篭(セイロ)で蒸した餅米を石臼に入れ、杵でこねた後、男子学生たちが交替で杵を振り上げ、もちつきを楽しんでいました(写真1)。つきたての餅は、丸もちにして、きな粉にまぶし、取り巻いて見物している学生たちや教職員へ振舞われ、皆でおいしくいただきました(写真2)。他の多くの学生や学内の教職員にも配られるために、餅つき機も動員されて、きな粉餅づくりに大騒動です。学生支援センターが用意した景品(写真3)で抽選会もあり、素敵な景品を勝ち取った学生は歓声をあげて大喜びです。本学の年始を飾り、学生たちを正月気分から大学モードに切り替える絶好のイベントです。
ちなみに、餅というのは、日本の稲作文化の伝統食で、奈良時代には貴族の食、平安時代のころから行事食として定着し、鎌倉時代から餅菓子として一般化されたといわれています。餅には神秘的な力、霊的なものが宿っていると考えられ、正月や祭り、祝い事などのハレの日に欠かせない縁起物となりました。正月に飾る「鏡餅」は、鎌倉・室町時代に名づけられたもので、平安時代には「もち鏡」と呼ばれていたそうです。鏡と言えば、桜井の茶臼山古墳(
鏡」の破片も見つかっているということです。最近、近くの巻向遺跡の発掘で、邪馬台国の大和説が有力になってきていることとも合わせ、奈良の歴史に新しいページが加わりそうで、楽しい限りです。
2010年01月09日 土曜日
「新年事始」
2010年の仕事初めは、1月5日奈良県経済界5団体(奈良商工会議所、奈良県経営者協会、奈良経済同友会、奈良県経済倶楽部、奈良商工会議所友好倶楽部)の主催による平成22年度新年名刺交換会でした。会場の日航ホテル奈良には、平城遷都1300年祭のキャラクターである、せんとくん、まんとくんが来ていて雰囲気を盛り上げていました(写真1)。来賓を代表して荒井知事が挨拶され、平城遷都1300年を機に、奈良の活性化を行なおうと呼びかけられました。今年は、平城遷都1300年祭に因む種々の催しが県内各地繰り広げられることでしょう。荒井知事と名刺交換した際、昨年末の本ブログでも紹介した奈良市街、生駒山を一望できる奈良佐保短期大学夢の丘キャンパスからの眺望の素晴らしさを説明し、地域の市民グループや神社仏閣と連携して、北・山の辺の道「奈良道」の活性化に協力する計画を話しました。仲川奈良市長からは、昨秋本学に開設した「奈良市地域子育て支援センター"ゆめの丘SAHO"」の活動について感謝の言葉をいただきました。
大学に戻っては、教職員が一堂に会しての事始式があり、今年度予定している事業が教職員一体となって推進していきたいと話しました。2月には西安外国語大学との交流協定締結が予定され、4月から留学生や外国人を対象に日本語・日本文化を教育する「日本語教育別科」と、「地域こども学科」が幼児教育、保育ソーシャルワークの2コースに内容を充実して、スタートします。生活未来科では、ビジネスキャリアーコースが完成年度になり、生活福祉コースは、特別社会人(離職者訓練 介護福祉士養成)の受入が2年目に入ります。また、長崎女子短期大学との相互評価、校舎の耐震化、給食管理実習室など学生のためのキャンパス整備も予定しています。公開講座も遷都1300年祭に因んで、古代食の講義と実習、古代の染色、正倉院文書、奈良の伝統漆器等々、本学ならではの講座がラインアップ、そのほか地域と密着した講座やイベントなど、本学の特色を打ち出して行きます。いま短期大学教育がゆらぐ中、本学は内外ともに充実をはかり、今年を飛躍の年にし、来年の創立80周年につなげたいと願っています。
2010年01月04日 月曜日
「平城宮の新年」
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
いよいよ平城遷都1300年の年となりました。大晦日の紅白歌合戦では、遷都祭のマ
スコットキャラクターせんとくんも出演していました。今年の奈良は、さまざまな記念イベントで賑わうことでしょう。
元日の朝、風の冷たい、寒さの厳しい中でしたが、正月の平城宮跡を見に行ってきました。佐保川べりの道(春には堤のサクラ並木が素晴らしい所です。)を通って、元日から営業しているイトウヨーカドーを横に見て、まずは朱雀門に着きました。元旦ということと寒さからか、人影は疎らでしたが、朱雀門の勇姿は写真1でご覧のとおりです。
朱雀門から遥かかなたの、
復原された大極殿を近鉄の線路越しに遠望しました。120万平方米余の広大な平城宮跡が、平城遷都祭のメイン会場になります。そこから大極殿の近くに寄って行って撮った写真が、これです(写真2)。まだ、工事中なので、まわりには塀がめぐらされていて、全体を見ることはできませんが、古の平城宮の栄華を彷彿とさせる威容です。大極殿から東を眺めると、もう直ぐ山焼きの伝統行事を迎える若草山が望めます(写真3)。そこから少し南側の鹿野園の丘に、我が奈良佐保短期大学が聳えているのですが、写真では良く見えませ
ん。
3日には、春日大社へ初詣に出かけました。穏やかな天気も手伝って、ものすごい人出で、参道は人人人で溢れていました。今年の干支の寅の一刀彫をご覧ください(写真4)。虎は1日に千里を走ると言われていますが、今年、奈良佐保短大も飛躍の年となる予感がします。ちなみに、初おみくじは小吉でした。昭憲皇太后御歌「すぎたるは及ばざりけりかりそめの言葉もあだにちらさざらなむ(不用意の言い過ぎが誤解を生じたり不幸を招いたりする基になります)」がついていました。もって自戒の念をこめて言葉には気をつけたいと思います。
それでは、今年が、奈良佐保短期大学にとって、奈良にとって、わが国、そして、世界にとって良い年でありますように―。





