2009年08月15日 土曜日
「大学における社会人基礎力育成~関西からの発信~」が成功裡に開催
8月11日(火)、大阪市中央公会堂において、「大学における社会人基礎力育成~関西からの発信~」が、約250名もの聴衆のもとに開催されました。これは今年3月、経済産業省の主催で全国の40大学が参加した「社会人基礎力育成グランプリ2009」において、大阪工業大学が大賞、関西学院大学が準大賞、奈良佐保短期大学が準大賞と会場特別賞と、関西の3大学が上位受賞を独占したことから、3大学が集まって、関西で報告会とシンポジウムをしようという企画で開催されたわけです。会はまず基調講演が2題あり、経済産業省の壷井秀一氏による「今日からはじめる"社会人基礎力"の育成と評価の実践~社会でいきいきと働く若者の育成を目指して~」と株式会社堀場製作所の若林聡氏による「企業から見た社会人基礎力の必要性」。壷井氏は、経産省が社会人基礎力育成に力を入れる主意と経緯、現在のプロジェクトの状況について話をされ(写真1)、若林氏は堀場製作所の例を中心に企業はどのような人材を求めているのかを語られ、グローバル化する世界にあって必要とされる基礎力の一例として、日本人が自国語とその表現をしっかり身につけることを強調されました。
第2部として、3大学の学生チームが、グランプリ決勝大会におけるプレゼンテーションを披露しました。大阪工業大学「人工衛星の開発を通じた社会人基礎力の育成」、関西学院大学「宝塚ループバスPROJECT」、そして奈良佐保短期大学「人と関わることによる成長~介護現場の実践を通して~」でした。"ものづくり"、"ことづくり"、"ひとづくり"にそれぞれが挑戦した報告で、奇しくも社会人として必要な三拍子が揃ったのでした。とりわけ、会場特別賞を受賞した本学の発表は、決勝大会が東京で行われたため、今回初めて発表を聞かれる方がほとんどで、会場に再び感動の渦を巻き起こしたようです(写真2)。
第3部として、関西学院大学の定藤繁樹副学長のモデレートにより、学生チームを指導した、大阪工業大学の西川出氏、奈良佐保短期大学の奥田真紀子氏、関西学院大学の松本清一郎氏に、経済産業省の壷井氏と大阪商工会議所の廣田雅美氏がパネリストとして加わり、シンポジウムが行われました(写真3)。大学は社会人基礎力育成にどのような努力をしているか、経済界は若い人に何を期待しているか、来年度はどのような計画をもっているのかなどについて、それぞれの立場から発言されました。関西に社会人基礎力育成の土壌があるかどうかは、今回のグランプリ受賞だけでは明らかにすることはできませんが、受賞3大学がこのように結集できる力をもつ関西から発信していく必要を皆が感じたことだろうと思います。
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