2009年06月10日 水曜日
「「まんとくん」の1周年記念イベント」
遷都1300年祭のキャラクターの"ひとり"「まんとくん」の誕生1周年のイベントが
大乗院庭園文化館で、6月2日から7日まで開催されました(写真1)。「まんとくん」の生みの親、クロガネジンザ氏の「まんとくん」イラスト原画展、ならまち大人の文化祭、まんとくんお誕生会などがありました。「まんとくん」には、今年の2月7日にイトウヨーカドウで開催した奈良佐保短期大学展に参加してもらい、大学展を大いに盛り上げてもらった縁もあり、かわいい「まんとくん」の原画展を見て、ならまち大人の文化祭にも参加しました。
会場は、ぼくのお気に入りの奈良の庭園の一つである大乗院庭園(写真2)の文化館です。奈良ホテルの南隣にあり、室町時代を代表する銀閣寺の庭園を造った善阿弥を京都から招いて造られた15世紀の池泉回遊式庭園で、国の名勝に指定されています。遷都1300年祭をめざして復元修復が進められ、文化館から山の湧水をたたえた大きな池が眺められ、とても落ち着くことができる庭園です。
さて、お誕生会に参加することはできませんでしたが、「ならまち大人の文化祭」には参加しました。万葉ジャズ歌手の芝山真知子さんの歌に始まり、寮美千子さんの新作小説「夢見る水の王国」(角川書店、写真3))の発売記念朗読がありました。寮さんは、童話絵本作家としても知られていますが、最近は、「楽園の鳥 カルカッタ幻想曲」(講談社)で泉鏡花賞を受賞しています。新作小説は、寮文学の真髄であるファンタジーに溢れる素晴らしいものです。
次に、童話や詩、絵を描くことで心をひらく、奈良少年刑務所の先進的矯正教育、「社会性涵養プログラム」が紹介されました。寮さんの童話を読んだり、童話の主人公を演じたり、また、詩を書いたり、絵を描いたりすることをとおして、表現する楽しさを知るというプログラムです。人とのコミュニケーションができないことから、罪を犯した少年達が自分を表現することができるようになり、主体性を養い対人関係が好転する過程が紹介され、聴衆の感動を呼びました。
最後は、うとうと会、紫陽の会、詩人「亜子米」さんなどによる詩の朗読などもあり、充実した文化祭でありました。
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