2008年09月29日 月曜日
「Beautiful Life 」のイベントに参加して
毎年、奈良新聞社、NPO法人飛鳥医療福祉研究会の主催で開かれるイベント「Beautiful Life 」は今年で第5回目となり、今年度は「生き生きと輝いた老後を」のテーマで、9月28日(日)、やまと郡山城ホールで開かれました。本学も協賛してブースを出展しました。基調講演は、国立長寿医療センター呼吸器科・第二外来総合診療医長八木哲也氏が「感染症に立ち向かうー予防にまさる方策なし」と題して話をされ、続いてテレビキャスターの草野仁氏による「いつもチャレンジ精神で」と題した記念講演が行われました。延べ参加者数は、主催者側によると約1000人ということで大ホールは満席で、みなさん講演に聴き入っておられました。
本学のブースでは、幼児教育科、生活未来科生活福祉コース、食物栄養コース、そして来年度開設のビジネス・キャリアーコースの案内ポスターを掲示し、公開講座など社会人対象の講座や授業もリーフレットを配布してPRしました。
出展の準備、設営、そして当日の説明や実演などに当たってくださった生活科学科の教員や職員の皆さん、手伝ってくれた学生の皆さん、ご苦労さまでした。
2008年09月24日 水曜日
「彼岸花と後期授業の開始」
夢の丘キャンパスにヒガンバナ(彼岸花)の咲く季節となりました(写真1)。彼岸花はマンジュシャゲ(曼珠沙華)とも呼ばれる有毒多年生の球根性植物です。稲作の伝来時に中国か朝鮮半島から伝わった帰化植物ということですが、大輪の真紅の花をつけ、日本の花の中では豪華絢爛といった感じの花です。ビオトープの池のほとりには、白い彼岸花(写真2)が群生して、ちょっと変わった雰囲気を出しています。
この時期になると本学では後期授業が始まります。にぎやかな学生の皆さんの声が聞こえるようになると大学の雰囲気が出ますね。また、朝夕に顔を合わせた時に元気に挨拶をされると1日が大変気持ちよく過ごせます。夏休み中の静かなキャンパスは、それなりにゆっくりできるけれど、学生の皆さんそして教員の皆さんにとっては、短大の夏休みは、結構忙しい時期です。幼児教育科の学生は保育実習、生活科学科生活福祉専攻の学生は介護実習、
2008年09月16日 火曜日
「地球環境と人間の福祉」
日本学術会議により主催された「In Search of Sustainable Well-being:持続可能な福祉を求めて」と題した国際会議(9月12日)に参加した(図:要旨集の表紙)。日本学術会議はすでに2003年以来5回にわたって「Science and Technology for Sustainability」を共通テーマに国連大学等と連携して国際会議を行ってきている。日本学術会議は、人文科学、社会科学、自然科学を包摂する科学者コミュニテイーであるから、まさにこのような問題に対応するのに適当な団体と言えるだろう。アマルテイア・セン以降の福祉の経済学も基礎として、世代間の衡平性を満たす持続可能な福祉の概念の一層の拡充を試みているとのことである。詳しく説明する紙面がないのが残念であるが、地球生態系における生物多様性、文化多様性が人間の福祉(個人的、社会的幸福)といかに関係するかが議論された。人間の福祉の究極のゴールは、健康寿命を全うすることとした医学系の演者による講演も含め、環境の能力限界を的確に考慮した持続可能な福祉のアクション・プランを立てることとしている。しかし、そのためには、かなりクリアしなければならないことがある。世界的規模では、貧困の問題や民族紛争の問題、日本においては、高齢者の介護や幼児の保育などである。このように、福祉の現状は厳しいものがあり、世代間の衡平性を満たす持続可能性の先行きは険しい。
この国際会議の前日に、ぼくは、「環境と福祉」と題して奈良佐保短期大学の公開講座を行った。グローバルな環境問題を数十億年続いている地球共生系の歴史から説き起こしたが、地球共生系と個人的かつ社会的な人間の福祉の関係をこれからの持続可能社会の中でいかに考えるかという課題は重い。これらのグローバルな問題を本学が中心に行っている福祉教育にどのように反映させることができるのか、難しい課題である。

2008年09月11日 木曜日
「同窓会あせび会総会報告」
奈良佐保短期大学の同窓会「あせび会」の2008年度総会が9月7日奈良ホテルで開かれ、出席しました。会員は佐保女学院時代から短大、そして男女共学になってからの卒業生ということになりますが、共学の卒業生はまだ6年という年月のせいか、残念ながら参加者の中に男性は皆無でした。参加者の最年長は女学院8期生、現在87歳の方でしたが、年齢を感じさせない若さと美しさをお持ちでした。その方々の学生時代は太平洋戦争が始まる少し前で、奈良女高師(現在の奈良女子大学)の教室や施設で授業があり、とくに構内にある佐保会館での授業の思い出などを語っておられました。当時、女学院の生徒は裕福な家庭のお嬢様で、キャンパスを共にした女高師の生徒よりも、ずっとおしゃれで華やかだったそうです。佐保会館というのは、奈良女高師の卒業生によって昭和3年に建てられた同窓会館で、国の登録有形文化財に指定され、いまも奈良女子大学のキャンパス内にあります。
開会挨拶では、あせび会のみなさまに、正門の整備のおかげで夢の丘キャンパスが一段と立派になったこと、あせび賞奨学金、大学祭などへの援助にお礼申し上げました。総会後は、短大の森田婦美子准教授による「介護予防ヨーガ -脳血流がよくなりますー」の講演がありました。前頭葉の役割から始まって、ヨーガの分類、ヨーガの効用など、森田准教授の研究の一端が紹介され、機器によってヨーガを行ったときの脳血流量を測定し、その効果を測る実験に、被験者となって頭に測定用器具をメデューサの蛇のように装着したぼくもスクリーンに映し出されました。続いて、森田准教授の指導により参加者全員がヨーガを実習しました。ハーイ、手をあげて息を吸ってお腹を膨らまして、息を止めて、ハーイ、息を吐いて、少しずつゆっくりと・・。講義ともども、森田節の名調子に引き込まれ、楽しいひとときでした。
午後の懇親会では、日本雅友会による雅楽の演奏と舞楽が披露されました。日本雅友会は結成30年の歴史をもち関西を中心に活躍しており、今年4月に本学幼児教育科を卒業した麻植遥加さんの父上が主宰されているということで、当日はフルメンバーによる演奏でした。麻植さんも鞨鼓の演奏という重役で出演されました。雅楽、舞楽の魅力は、悠久の音色とその雅な動き、それこそヨーガの動きにも通ずるものです。
現実を離れた、いにしえと雅の世界からの最後に、大仲あせび会会長と握手をし、奈良佐保短期大学とあせび会が、今後固い絆でともに発展していくことを誓い合いました。
2008年09月02日 火曜日
「奈良佐保短期大学 きらきら音楽隊」
奈良佐保短期大学「きらきら音楽隊」の記事が8月30日の奈良新聞に出ていました。
「きらきら音楽隊2008」は、本学の幼児教育科の1・2回生12人で編成される同好会です。日頃は、本学図書館を中心に『きらっと☆図書館講座』や『きらきら よい子の遊び講座』を開催して、音楽、リズム、表現、ゲームなど、幼児教育に関わるなかでの実践プログラムとして、音楽の先生や顧問の幼児教育の先生の指導を受けながら、日ごろの研鑽の成果を発表しています。先日の大学夏祭りでも、参加者とともに楽しい遊びの輪をつくってくれました。
今回は、市立春日保育園の保護者会からの依頼で同園を訪れ、手遊びやパネルシアターなど、ゼロ歳児から5歳児まで子ども達の発達段階に合わせた出し物を用意していました。子ども達は大喜びで一緒に踊ったりして大はしゃぎだったということです。同音楽隊の長坂俊治隊長は「やがて保育の現場に出るぼく達にとっても良い経験になった」と話していました。幼稚園の先生や保育士になるための大学の授業や実習に忙しい中で、このように、現場で実際に子ども達と触れ合うということは、何にもまして貴重な経験になることと思います。ぼくにとっても、学生達のこのような活動はこの上なくうれしいことです。「きらきら音楽隊」が、そして他の学生達も、ますます頑張ってくれることを期待しています。





