2008年07月30日 水曜日
「立体作品ワンダーランド 松河哲男展」
JR大阪セルヴィスギャラリー(JR東西線北新地駅構内B1F)において、7月28日から8月29日にかけて、1ヶ月間「立体作品ワンダーランド 松河哲男展」が開催されています(無料)。二日目の今日見に行ってきたのですが、微笑ましく楽しく、そしてちょっぴりペーソスもあるワンダーランドでした。ジュースの自動販売機の中では小父さんたちが懸命に働いてジュースを調達している立体図や、心臓の中でも小人たちがポンプを押して休めない作業をしていたり、羊の仮面を被った狼が乾杯をしていたり、奇想天外の楽しい空想空間です。何やら機械部品に囲まれた空間は、現代の機械文明への諷刺のメッセージが感じられチャップリン映画を想わせます。今回は、木製立体作品が中心でしたが、こころが安らぐドローイングも展示されています。いくつかの作品のデジカメ写真を添付しますので、雰囲気をお楽しみください。二科展デザイン部門の理事である松河哲男氏には、奈良佐保短期大学において来年度から開設する生活未来科ビジネス・キャリアーコースで「イラストレーション」の授業を担当していただく予定です。また、夢の丘セミナー「ステップアップ講座」では、11月1,8,15日に「三日坊主のお絵かきのススメ」が開かれ、大人の方からお子様まで、自分の才能再発見、目からウロコの体験がお楽しみの講座です。
8月24日(日)の奈良佐保短期大学オープンキャンパスにおいては、生活未来科ビジネス・キャリアーコースの分科会で、「イラストレーション」の簡単な実技(素敵なMyうちわを作りましょう!)を指導していただきます。楽しいアイデアとデザインにチャレンジしてみたい方、就職は企業をねらっている高校生の皆様、ふるってご参加ください。
自動販売機
SUGOROKU
狼で乾杯
ねずみさん
2008年07月23日 水曜日
夢の丘キャンパス
夢の丘キャンパスの自然広場の築山が雑草に埋もれていましたが、少し手入れしました。3月にとりあえず完成したときには、築山は石と土だけの茶色で殺風景でしたが、梅雨が過ぎ、夏草が茂る季節となったら、今度は雑草だらけになってしまいました。自然をできるだけ保ったキャンパスにしようということで、池を含めて自然広場として整備しましたが、最初の計画通りというわけにはなかなかいかず、水生植物などはまだちゃんと成長してきません。それでも、カモ、スズメ、ツバメ、サギ、カワセミなどの鳥類、トンボ、アメンボ、チョウチョなどの昆虫、さらにはタヌキやイノシシも訪ねてきます。カエルの声も聞こえます。池の斜面や築山周辺には芝生の緑色が広がってきていますが、この夏の猛暑によるのか少し緑色がくすんできているのが気になります。自然広場周辺には、菜園や園芸福祉用の場所も用意しつつあります。夢の丘キャンパスの維持管理は大変ですが、ボランティアの方々に助けていただいています。近隣の自治会の方やNPOの方、フラワーセンターや自然の家で活躍していた方々など、その道の専門家、中には英国王立園芸協会会員の方もおられます。本当にありがたいことです。夢の丘キャンパスは、ほぼ、出来上がってきましたが、まだ、安全性の問題など子どもたちがやってきたときの対策を考えなければなりません。写真は、夢の丘キャンパスからの奈良市街の眺めと池や築山の様子です。
7月26日(土)にはオープンキャンパスがあります。幼稚園教諭、保育士、介護福祉士、栄養士などのそれぞれの教育の特徴や国家資格の説明、来年度開設のビジネス・キャリアコースは、企業でのインターンシップなど実践を通して社会人としての基礎力を磨いていく、新しい教育の導入を説明します。学生食堂では、「タピオカドリンク」のサービスもあります。夢の丘もぜひご覧ください。本学の教職員、在学生、卒業生そして5羽のカモも、こぞって、高校生、社会人、留学生の皆さんのお越しを歓迎いたします。
2008年07月18日 金曜日
「八百屋塾」へ
7月15日、「21世紀は野菜の時代」と銘打って、野菜を通じて健康で安心安全な高品質の商品の提供を目標に掲げる株式会社FRUXグループのイベント『惣菜のわかる八百屋塾』に大きな関心を抱いて出掛けた。会場には100人以上の人々、生産農家をはじめ、外食・流通・食品産業など、食のプロの方がたが集まり、大盛況であった。グループ傘下の株式会社三晃には、本学の食物栄養専攻の卒業生が2人働いており、会社の方から彼女たちの活躍ぶりを聞き、とてもうれしかった。また旭製粉の会社の方からは、幼児教育科出身の男子社員が営業の中心的な役割を担っていること、先日の本学オープンキャンパスで提供された菜種油で揚げたドーナッツの原料がその会社の製品であったことを知り、これらも望外の喜びであった。
基調講演は、株式会社フードシステム社長 吉田基氏が、『「モノ」や「価格」を越える「コト」』と題して、食市場は成熟し、いまや"モノ"や"価格"ではなく、"モノ"に意味を持たせる「コト」が重要、つまり価格ではなく「価値」が大切であることを、集客の成功例を挙げて説明された。特別講演は「日本型食生活と大和の野菜」と題して、的場輝佳関西福祉科学大学教授(日本調理科学会会長)が話された。日本型食生活の再評価とともに、奈良の豊かな気候風土のもとで長い年月をかけて育まれてきた「大和まな」、「大和太ねぎ」、「宇多金ごぼう」、「大和いも」等の大和野菜が紹介された。特に遷都1300年に向けて、これらの大和野菜を中心に、食べものと味覚から奈良をアピールしようという情熱を感じさせる講演であった。しかも的場教授は奈良女子大学在任時代に親しくしていただいた方で、うれしいことに旧交を温める機会をも得たのであった。
このイベントはほぼ毎月開かれ、その都度、旬の食材を使ったメニューが提案される。今回のテーマは、れんこん、ブルーベリー、とうもろこしで、メニューは15種。例えば「れんこんの豆乳メープルポタージュ」「れんこんもち」「ブルーベリーごはん」「ゴロゴロ緑黄色野菜のごま和え」「とうもろこしのかき揚げと天ぷら」などなど。すべては試食できなかったが、初めての「ブルーベリーごはん」は、と言えば、薄紫色でゆかりご飯のような風合いのある味であった。美味を紹介できないのが残念だが、メニューの一部を写真でご覧ください。こころもからだも、リフレッシュできた半日であった。
ブルーベリーのフレッシュホワイトクリーム |
れんこんもち |
ブルーベリーご飯 |
れんこんの豆乳メープルポタージュ |
ゴロゴロ緑黄色野菜のごま和え |
とうもろこしのかき揚げ |
2008年07月15日 火曜日
日本光医学・光生物学会に参加して
松江で開催された「第30回日本光医学・光生物学会」に参加した。この学会は、皮膚科と眼科を中心とした医者と基礎の光生物学の研究をしている研究者が集まった学会である。会場の島根県医師会館は、美術館に隣接し宍道湖に面した素晴らしい場所であった。今回の興味は、「精神医学領域における光と臨床」と題したシンポジウムと三室守教授(京都大学大学院、人間・環境学研究科)による「光生物学の基礎を究める―光合成微生物の光受容過程を例にして―」と題した特別講演であった。シンポジウムでは、1.メラトニンによるヒトの睡眠・生体リズム調節、2.光とリズム障害、3.光とうつ病、4.光と認知症など、魅力的なテーマがつまっていた。睡眠・覚醒リズム障害、うつ病、認知症などの精神的疾患が朝方に高強度の光を照射する治療法やメラトニンという松果体ホルモンを投与する治療法により改善されるという報告である。すでに20年ほど前から報告されていることではあるが、光やホルモンの効果についてさらに明確になってきているという印象を受けた。
三室教授の講演では、進化の話がかなり中心を占めていた。2週間前まで病気で入院していたということで心配されたが、元気に回復されていて安心した。光が生物にとって、三つの大きな効果をもっていること、すなわち、紫外線によるDNA障害の光修復、光合成などによるエネルギー生産、視覚などの情報としての効果の三つに整理してくれた。シアノバクテリアの光合成の研究者なので、光合成の進化について詳しい説明があった。僕自身は、進化の過程において、(1)生命の起源、(2)細胞膜に囲まれた原核細胞(原核生物)の出現、(3)細胞内共生による真核細胞(真核生物)の出現、(4)多細胞生物の出現、(5)神経系の出現、が生物の進化における重要事項だと思っている。特に、(1)の生命の起源については、専門家である池原健二教授が奈良女子大学を定年退職後、本学に来られたので、いろいろと議論ができることを楽しみにしている。
2008年07月09日 水曜日
大学評価フォーラム「大学評価の戦略的活用と方法」に参加して
7月7日(月)、佐保では七夕を祝っている時であるが、私は、洞爺湖サミットで厳戒中の東京へ出張し、一橋記念堂で開催された大学評価フォーラム「大学評価の戦略的活用と方法」に参加した。奈良佐保短期大学は、平成19年度において、短期大学基準協会から第三者評価を受け、適格認定証を授与された。しかしながら、これで安心していていいのだろうかという疑問をもっていたところ、表記のようなフォーラムが独立行政法人大学評価・学位授与機構により開催されるということで、参加することにした。東京までわざわざ行くだけの価値があるだろうかと心配ではあったが、行ってみてよかった。大学のユニバーサル(普遍)化の中で、国立大学法人の評価システムも企業並みにという大学評価・学位授与機構の考えが痛いほど感じられた。しかも大学評価を先進的に推進してきた英国高等教育質保証機構(QAA)のキャロライン・キャンベル氏の講演まであった。大学というものがもはや象牙の塔ではないということは自明の理であるが、このような評価の渦に巻き込まれつつあることが肌で感じられるのは、やはり情報一極集中の東京ならではのことか。SWOT(Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats)分析、BSC(Balanced Score Card)、PDCA(Plan-Do-Check-Act)サイクル、IR(Institutional Research)などの言葉が飛び交い、法人評価の目的はAccountability(公的資金に対する目標の達成度の説明責任)であり、認証評価の目的はAccreditation(大学の質保証)であるなど目からうろこでした。と同時に、社会の要求に応じた人材養成・供給企業であると大学を規定し、評価の戦略的活用と方法を考えるだけでいいのだろうかという疑問がわいてくる。社会の変化や要求に対応するだけでなく、社会の変化の原動力となる知の涵養(数値目標には合致しない)こそ大学の使命ではないのだろうか。2008年07月04日 金曜日
高円保育園児がサツマイモ畑で草引き
昨日は、高円保育園の園児がサツマイモ畑の草引きにやってきました。6月の初旬に、園児達はジャガイモ堀りをして、その後にサツマイモの苗を植えました。梅雨の間に雑草が生えてきたので、草引きにやってきたのでした。この後、プールで水遊びもできるとあって、園児達はとても元気に草引きをしました。
佐保の夢の丘キャンパスは、農園やビオトープがあり、地域の人たちと交流の場とすべく、いろいろと考えているところです。地域の自治会の皆さんも大学祭のとき、自治会のイベントのときなどにお互いに交流しましょうと言ってくれています。
佐保の学生と地域の人々がいろんな形で交流を進めることができれば、生涯学習教育センターでの公開講座やシニアワークプログラムなどもあり、奈良佐保短大がコミュニティーカレッジとして地域の知の拠点としての役割が明確になります。
2008年07月03日 木曜日
ホタル展終了
「ホタルと紀伊山地吉野展」が昨日無事終了いたしました。会期中の来場者数は約8000名で去年より2000名ほど少なかったのですが、土日は大勢の方が足を運んでくださいました。昨日は、附属生駒幼稚園の年長組の園児もホタル見学に来てくれ、大喜びでした。
また、今回、車いすのグループがかなり来てくださいました。百貨店でホタルの展示というのは、ちょっと・・と思われる向きもあるかと思いますが、子どもたちや障がい者、高齢者の方々には、自然のホタルを見に行くのは大変なことですので、このような催しでも喜んでいただけました。高齢者の方々は、昔はどこでもホタルが見られたのにとなつかしんでおられました。
このような様々な取り組みを通して奈良佐保短期大学が地域社会に貢献できればと願っています。
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