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2010公開講座 奈良の古代食を味わう
8月5日(木)『奈良の古代食を味わう』と題して、古代食についての公開講座を本学にて開催しました。
飯田明美特任教授により、古代の食事や奈良の食事について紹介がありました。今年、平城遷都1300年祭でにぎわう平城宮だけでなく、藤原京付近からも、たくさんの木簡が出土しており、そこにたくさんの食べ物の記述が見つかっています。また、万葉集にも食べ物にちなんだ歌が多数よまれているということでした。

引き続いて、島村知歩講師による調理実習です。古代から食べられていた食材を中心に、羹(あつもの)、干し鮎の焼きもの、鯛の醤酢(ひしほす)和え、古代チーズの『蘇』、索餅(さくべい)を作りました。

とくに、索餅は麺棒を使わずに手で伸ばす方法で作り、参加者が協力しながら楽しそうに伸ばしていました。

試食タイムでは、古代風に古代醤や藻塩、酢などの調味料が卓上に並び、赤米を使った雑穀飯、須々保利漬け、干しイチジクなども試食しました。
どれも、素朴な味わいを生かした、滋味あふれる品々で、じっくり噛みしめながら、皆さん味わっている様子でした。

試食後は、古代の庶民の食事から貴族の食事にいたるまで資料を見ながら、今日実際に試食したものと比較し、古代に思いをはせました。



