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公開講座「回想法入門」第2回講座(回想法の実践)
公開講座「回想法入門」第2回講座が、10月16日(金)に開催されました。
今回は、回想法の実践ということで、21畳の和室に会場を移し、畳の上でくつろげる環境を整えました。受講者18人は3グループに分かれ、まず1グループの方に自己紹介を兼ねて思い出を語ってもらい、他の2グループは傾聴・観察をします(各グループがローテーションして、3回繰り返します)。
車座になって、自己紹介を兼ねて思い出を語る
つぎにそれぞれが持参された思い出の品を出して、それについて語っていただきました。受講生の皆様からは「懐かしい!」「そうだ、そうだ!」などの声が飛び交い、語り手も傾聴者も一体となって、昔を懐かしんだり、昔の記憶を呼び起こしたりしながら、お顔がどんどん笑顔になっていかれるようでした。少し若い受講生の方からは、「こんな物は、初めて見た!」などの声もあり、場が一体化して和やかな雰囲気でした。3グループとも、一つの話題からどんどん話に花が咲き、楽しい語らいの場になっていました。観察グループの方も、頷いたり納得の表情をされたりと、会場全体に温かくやさしい空気が漂っているようでした。
持って来ていただいた思い出の品物は、メンコ、コマ、マグカップ、舞扇、手提げ重箱などで、それぞれの世代を反映するようなものでした。森重准教授はリーダー役として、受講生の方のお話に感心したコメントや、話を展開するための質問等を挟みながら、全体の流れを方向性のあるものに向けていきました。
舞扇の思い出を語る 手提げ重箱の思い出を語る
最後の全体意見交換や感想文で述べられた受講生の声は、「他グループの方が、笑顔で頷きながら聞いてくださるので、話しやすかった」「素敵な時間を共有できた」「人の思い出話を聞いて忘れていた小さい頃を思い出した」「聞く楽しさ、語る楽しさを知った」「戦時中のことや母親の優しさを思い出した」「自分を大切にして貰ったように思う」「もっと皆さんの話を聞いたり自分の思い出を語りたい」などなど、この紙面に書き切れないほどのお言葉をいただきました。
傾聴しながら、「回想法」がまさに心理療法の一つであることを実感した講座でした。
全体意見交換会
(生涯学習教育センター員 記)



